久しぶりにカラオケに行って声が出ないなと思った方は、コロナになる前はよく行っていたのではないでしょうか?
思い通りに歌えないとがっかりしちゃいますよね。声が出ない理由は、やっぱり歌わない間に喉の筋肉が衰えてしまったからです。
体の筋肉と同じように、使わない筋肉は衰えてしまったり縮んで硬くなってしまいます。
その状態では発声という運動をする時に、筋肉は自由に動いてくれません。
すぐに筋肉を鍛えることができる、という方法ではないですが、すぐに筋肉を弛ませることは可能です。
今日は歌いやすくなるウォーミングアップをお伝えします。
すぐにできる歌のウォーミングアップ
まずは、喉のまわりを優しくなでます。喉周りが冷えている場合は優しく包んであげましょう。
次に顎周りの筋肉を緩める為に、筋弛緩法をやっていきます。
じわじわ筋肉が緩んだ感じをつかめたらできている証拠です。
【舌を弛緩する】
1.舌先を歯の裏側から上顎まで滑らせます
2.舌に力を入れて上顎を押して5秒間キープします
3. 舌を楽な位置に戻してしばらく感じます
【唇を弛緩する】
1.唇をすぼめます
2.上下の唇を押し付け合って10秒間キープします
3.唇の力を抜き、しばらく感じます
そして今度は口まわりの起こす為にエアーうがい、エアーすすぎがいいでしょう。
やり方は口を閉じて頬をふくらまして空気を入れながら全体的に動かします。
うがいは、口の中に水があると思って喉を弱く鳴らすようにしましょう。
全部やっても3分かからないくらいでできちゃいます。
さいごに、今回は特別に高音を出す時のコツを教えましょう。
それは、高い声を出す瞬間につま先立ちしてください。
つま先に集中するので喉の力みが弱まります。騙されたと思ってやってみてくださいね。