歌うから顎が疲れるというか、歌う前から顎まわりの筋肉が硬いので、歌うとより疲労してしまいます。
そしてこの状態で歌うのは危険の為、一旦ストップしたほうがいいです。
歌うときは口を開けなければいけないので、顎も正常に動かすことができるように筋肉の柔軟性がある状態にしてから歌うようにしましょう。
顎が硬くなる理由
食いしばりはストレスと姿勢の悪さが関係しています。
顎関節症は歯ぎしりや食いしばりなどの噛み合わせの悪さ、姿勢の悪さからなるとされています。
本人があまり自覚していない所が食いしばりの怖い所です。
食いしばりのチェック
チェック方法としては、口の内側の粘膜部分に歯のラインに沿って白い跡ができていませんか。
そして朝起きた時にチェックしてほしいのが、舌に歯のラインがついているかで判断できます。
日中気付けるポイントは、集中している時に上下の歯がくっついて力が入っていないかどうかです。うつむいて作業している時になっていませんか?
食いしばりがなくて、いつも口はぽかんと開いているよ、という方は別の問題ですが口呼吸になっていないか注意してください。
あいうべ体操を習慣にしてみよう
食いしばりを治すには、姿勢を良くする、ストレスに強くなる心のケア、一時的に筋肉を緩める筋弛緩法、そして日頃からよく口を開けるようにする「あいうべ体操」をしてもらいたいと思います。
あいうべ体操は、口呼吸を鼻呼吸にする体操として広く知られています。
生活の中で使わない顎周りの筋肉を刺激できるので、食いしばりのストレッチとして取り入れていただきたいです。
舌の筋トレにもなるので、滑舌がよくないという方にもおすすめです。
やり方は、声に出さなくてもいいので、あ・い・う・べ と一音ずつはっきり話すイメージで口を開きながら1秒キープします。べはあっかんべーをするように舌を出しましょう。
あいうべを10回繰り返し、1日3回やってください。入浴中や就寝前がおすすめです。
小顔効果やシワ予防などの効果もあるので試してみてください。