声の印象、発声

ファッションだけじゃない!骨格診断を目安に、自分の声タイプを知ろう!

ボイストレーナーのnatsumegです。骨格診断が声のタイプの参考になることについてまとめました!

最近では自分に似合うものを専門家に見てもらえるサービスが増えています。

その中の一つとして骨格診断というものがあります。ウェーブ、ストレート、ナチュラルの3つに分類されて、似合うファッションが分かるという診断です。

以外かもしれませんが、自分の声タイプの判断の参考になるので見ていきましょう。

 

なぜ骨格診断を参考にするのか

ファッション要素が強い骨格診断ですが、骨格というところがポイントです。

声をつくるのは声帯そのものだけでなく、声帯を包んでいる軟骨の器のサイズも大きく関係しています。

サイズの違いでどんな違いがあるか

軟骨の器が大きい

器が大きいと共鳴する空間が広く、より深い響きをつくることができます。声が良いと言われるタイプの人はこれに当てはまります。

ただ声帯もサイズに合わせて長くなるので、筋肉を使いこなすのは容易くありません。

このタイプの人は高音域の発声が可能なのに能力が眠っていることも多いです。

軟骨の器が小さい

器が小さいと共鳴する空間は狭くなります。一見マイナスイメージのように思いますがそうではありません。

声帯が短いため扱いやすく簡単に高い声が出せます。ボイストレーニングで変化がわかりやすいのはこのタイプです。

素早いピッチの変化にも対応できるので、テンポが早い曲が向いています。

自分の骨格のタイプは?

まずは自分の骨格タイプを把握していない人は、こちらからチェックしてみてください。

ちなみに私はストレートタイプです。

骨格診断別の声タイプ

次に骨格診断後、自分がどのタイプか見ていきましょう。

メモ

骨格診断は2種類にまたがるミックスタイプもあるので、ミックスの方は両方のタイプを参考にしてみてください。

 

ウェーブ・骨が細く華奢で体の厚みがなく柔らかな曲線ボディが特徴

喉頭のサイズ感が程よい為、ボイトレ成果が現れやすい傾向があります。このタイプは身長の低い方も高い方も高音発声向きです。

声帯も軽いので扱いやすくピッチが素早く変わるアップテンポの曲が合っています。

透き通るような高音発声にも向いているので粘膜の湿潤アップを心がけましょう。

注意ポイントは金属的な高音にならないように、喉頭吊り下げ筋を使い共鳴腔を広くして、深みのある声を目指しましょう。

 

ストレート・厚みを感じさせるグラマラスなメリハリボディが特徴

筋肉がつきやすいタイプなので、背が低い方も声帯にやや厚みがある傾向があり、軽すぎない声質が特徴です。

ウェーブやナチュラルと比較すると、喉頭の大きさも個人差があり身長と大きさが比例している場合が多いです。

骨格が中間のタイプなので、低音も高音もどちらも出せる素質があります。

一曲の中に低音から高音までを使うような音域の広い曲で、声を自由自在に操ることができればワンランク上のシンガーになれます。まずは土台を整えてから歌のテクニックを磨いていきましょう。

 

ナチュラル・フレーム感のあるスタイリッシュボディが特徴

骨格がしっかりしていて喉頭も大きく素晴らしいのですが、サイズが大きい為扱いづらく、ウェーブタイプなどと比べるとボイトレ成果が出るのに時間がかかる傾向があります。

しかしコツコツと取り組めば、深みがある素晴らしい声を手に入れる事ができます。特にバラードに向いており人を感動させる歌をうたえるでしょう。

低音も得意なタイプですが、ボイトレ次第で高音も出せるので、広い音域も可能なタイプです。

まとめ

今回はざっくりと骨格診断をもとにした声タイプをご紹介しました。自分の特徴を理解してボイトレをすると最短ルートで進むことができます。

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