セルフケアの方法 筋肉をゆるめる

声のセルフケアはいつやるのが効果的?

声質改善を目的としたボイストレーナーをしています。私のセルフケアぜひ参考にしてみてください!

わたしがやっている1日の中でいつセルフケアをしているかご紹介します。

発声練習含む毎日やっている流れです。

 

午前中の仕事開始前にエアすすぎ、エアうがいをして顔まわりと喉を起こします。

次は声の力みを取る為に、手を温めるようにハ〜と息を吐くのを1分間繰り返します。

気持ちが落ち着いたら息に声を混ぜてハ〜と声を出します。こちらも1分間。

この時にスムーズに声が出せれば力みがない状態ですが、少しでも声が出るのが遅かったり、切り替えがわかるようであれば、力みがある証拠です。

そういう人はこの息を吐いて声を混ぜることを毎日続けて力みを取る必要があります。

↓こちらも参考にしてください

こちらもCHECK

発声前にやると声の力みが取れる!息のトレーニング方法

続きを見る

 

次に発声をします。ポイントがあるので下記ルールを守り声を出します。

【純粋な裏声】
①B3〜B4の1オクターブに限られます。
②息もれが多い声である
③ウで発声をする
④過度の息もれになるので、発声持続時間は2秒から3秒です
⑤ビブラートなしでストレートに発声する

■フースラーメソードのアンザッツ

【アンザッツ4 】
①声域G4 ~A5#。裏声の母音オで発声する。
②ミッキーマウスの声のイメージで軽く漂う裏声が発声される

【アンザッツ5】
①声域B4 ~D6。裏声の母音イで発声する
②目玉のおやじの声をイメージ

【アンザッツ6】
①声域D5 ~C6#。裏声のMハミングで発声
②太い声のオペラ歌手をイメージ

【アンザッツ1】
①声域はF4よりしたで、地声のエにて発声する
②黒柳徹子のような声をイメージ

 

朝の発声練習はここまでです。
お昼休憩時に首、肩まわり、顎まわりが疲れてるなと感じたら、筋弛緩法で筋肉を緩めます。

↓筋弛緩法はこちらに詳しく説明しています

こちらもCHECK

凝りがひどい人必見!筋弛緩法のやり方

続きを見る

仕事が終わった夕方はもう一度筋弛緩法をしてから更にボイストレーニングなどをしています。時間に余裕がない方は、どちらもやらなくて大丈夫です。

 

次は寝る前です。
全身の筋弛緩法を一度やってから、顎まわりの筋弛緩法を10秒✖️3回やります。寝る前に整える事で食いしばりを防ぎます。翌朝の舌に歯のラインがつかないので本当に効果があります。

筋肉が緩んでいる状態であいうべ体操をします。あ、い、う、ベーとはっきり口を動かす動作を10回繰り返します。

これで全部です。
朝は筋肉を起こしてあげて、姿勢の悪さやストレスから筋肉が緊張してしまったら、筋弛緩法で緩ませる。

そして1日の終わりには完全にリセットしてあげる。

毎日続ける事で、喉の柔軟性をアップさせましょう。

-セルフケアの方法, 筋肉をゆるめる