少し前にyahooニュースに載っていた記事です。声がかすれて出なくなってしまった男性と、声の低さで悩む女性が取材されていました。
男性の方は手術の全身麻酔によって声帯麻痺となってしまい、片側の声帯が動かなくなりました。
片側が動かないと声帯と声帯の隙間が閉鎖されにくいので、かすれ声になったようです。
このパターンの場合はボイストレーニングで経過をみることで改善できますね。
声帯麻痺とは違い反回神経麻痺などになってしまうとボイストレーニングでは難しいですね。反回神経麻痺は、例えば無理やり高音の練習をしたりして、いきなり声が出なくなってしまうものです。神経からの指示がされなくなってしまい声帯の片側が動かなくなります。無茶な発声は取り返しがつかなくなるのでやめましょう。
もう1人の女性は、男性として生まれてきた方です。普段は意識して女性の声をキープしていますが、疲れた時やふとした時に男性の声に戻ってしまうので、手術を受けにきたようです。
この手術は軟骨を切って喉頭のサイズを変えるのですが、局部麻酔なので手術中に希望の高さを確認しながら決められるみたいです。
素晴らしい技術ですね。新しい声は本当に女性の声でした。
喉頭を小さくしたら声帯がぎゅうぎゅうになりそうですが、問題はないんですね。影響ない程度のサイズの変更なんでしょうね。
お悩みの方いましたら、京都耳鼻咽喉音聲手術医院までお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?