近年はアレルギーを持っている方が非常に多いですね。わたしもスギ花粉の鼻炎だったり、ウリ科の果物がダメで、喉がイガイガになるアレルギーがあります。
声に関係する問題だと、花粉症との付き合いが難しくて悩んでいる方が多いです。
一般的な花粉の時期だけの人はまだいいのですが、慢性的な鼻炎の方は本当に大変。
いつも薬をのんでいるから、効かなくなってきたと言っていました。
一年中悩んでいるといった方はハウスダストが原因という方が多いようです。
鼻炎の治療方法
アレルギーの唯一の根本治療として減感作療法(舌下免疫療法)があるようです。
原因物質を特定しなければいけないのと、薬や注射をし続ける期間が3年ほどかかるので少しハードルが高いですが、ずっと悩んでいるのであれば話を一度聞いてみた方がいいかもしれませんね。
鼻炎が声によくない理由
声にとって鼻炎がよくない理由は、鼻水によって共鳴空間が狭くなってしまうからです。それで鼻声になってしまいます。
広い場所は良く響き、狭い場所はあまり響かないのです。
そしてもう一つ良くないのが、鼻水が喉に垂れてしまう症状の後鼻漏です。
炎症を起こしたり、痰が気になり咳がでるようになってしまいます。
咳は喉のまわりの筋肉を疲労させて硬くさせてしまいます。柔軟性がなくなり声が出しづらくなってしまうのです。
声が出ない原因は鼻炎という可能性もありますよ。まずは鼻うがいや空気清浄機などでできることから始めませんか?